クラシック音楽名盤CD試聴記

ヨゼフ・クリップス/ロンドン交響楽団クラシック名盤CD ベートーヴェン:交響曲第7番 試聴記
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一楽章、優しい音楽です。オケの響きに一体感があって気持ちが良いです。

表現は、強い主張をすることはなく、中庸です。

二楽章、沈み込むような悲しみの表現はありません。淡々としています。

三楽章、引っ掛かるところがなく、スムーズに音楽が流れて行きます。

四楽章、ダイナミックレンジが狭いので、音楽のスケールが小さく感じられてしまいます。

コメントはHMVジャパン クラシック検索カデンッアアリアからの転載です。試聴記はこれから順次掲載します
試聴記はそれぞれの画像をクリックしてください。 このベートーヴェン 交響曲 第7番 試聴記はあくまでも個人的な感想であり、聴く人の感性により全く違った感想になることは当然あります。この視聴記はあくまでも参考までにしてください。
朝比奈 ★★★
朝比奈&新日フィル/ベートーヴェン全集(6SACD)
ベートーヴェン:交響曲第7番
フォンテック創業20年を記念して発売したタイトルのSACD化再発売。ベートーヴェン交響曲全集 レコーディング世界最多"を誇った朝比奈隆。その数は7とも8とも言われます。この全集は、80歳を超えた「全盛期」の演奏を収録しており、大阪フィル以 外のオーケストラとの唯一の全集です。
 最晩年の朝比奈が出演するコンサートは全て完売でしたが、その現象はこの1988年から翌年にかけておこなわれた当該全集のチクルスから始まりました。 「ベートーヴェンが書いた音符を全部演奏する」という旗印のもと、すべてのリピートをおこない、3,5,7,9番では、木管楽器、ホルンを倍管にするとい う巨大なベートーヴェン像。その歩みは『エロイカ』演奏に約1時間を費やします。
 全体を通じて、朝比奈の充実した気迫がとにかく印象的な全集で、第7番の終楽章など前のめりになって驀進するアプローチが強烈です。もちろん後年の端正 なスタイルによる演奏も良いのですが、この全集で聴くことができる豪快な朝比奈は格別に魅力的です。それでいて「全反復実行」など原典志向が貫かれ、造形 的には崩しのようなものは一切なく剛健そのもの。朝比奈のベートーヴェン演奏の中でもベストとする意見が多いことにも思わず頷かされます。
   
テンシュテット

★★★
ベートーヴェン:交響曲第7番

テンシュテットのベートーヴェンの交響曲録音は、4番だけはないものと思っていたのだが、先日SIBERIAN TIGERからその第4番が出たときに、これでついにテンシュテットのベートーヴェン交響曲全集が完成する!と歓喜していた。
が、MEMORIES。さっそくそこに目をつけていきなり全集ボックスでリリースしてきた。
録音状態が比較的良いものを集めたようだが、どの演奏にもすさまじいばかりのテンシュテットの情熱を聴くことができる。
とくに嬉しいのはロンドン・フィルとの第9。先日BBCから発売された1985年ではなく、1991年8月31日のほうが収録されていること。RM 410-Sで発売されたときCD−Rとして過去最高の売上を記録しただけでなく、一般のCDも含めて2002年アリアCDのベストセラー第3位に食い込んだ目玉中の目玉。評論家の許光俊氏が著書「クラシックCD名盤バトル」の中で第9について語っていたとき、「唯一テンシュテットとロンドン・フィルのライヴ盤だけが作曲家の妄執や狂気にふさわしい異常性を持っていると思う」と延べていた。
さらにMEMORIESはこだわりをみせる。
ELS 02-221でリリースされて、「1991年の第9以上、テンシュテット最高のベートーヴェン」と絶賛されたキール・フィルとの壮絶な「運命」(1980年)。よくぞ他のオケとの演奏に流れずこの録音を収録してくれた!
さらにさらにELS 01-94で発売されていた、テンシュテットの東ドイツ時代の演奏が聴ける超レア音源「第1番」を入れてくれたりしている。
1960年代から1990年代の全て良好なステレオ録音

   
ガーディナー

★★★
時代考証の金字塔! ガーディナー/ベートーヴェン:交響曲

1994年度のレコード・アカデミー大賞およびクラシックCDアウォード、ゴールデン・ハーモニー・アウォードを受賞。いわゆる古楽器を使用したベートー ヴェン全集もいまや珍しくはないとはいえ、完成度の高さ、細部にわたって厳密に考証された論理性とスタイルの一貫性ではズバ抜けた存在と絶賛をほしいまま にしている名盤です。
 
 多士済々の学究が名を連ねる時代考証派の中にあって、ひときわ高い知性をうたわれるガーディナーのこと、18世紀の楽器を無批判に使用するようなことは もちろんなく、古典派後期、ロマン派初期、そして現代に近いモダン楽器の三種を、9つの交響曲の作曲時期に照らして混交して用いることで、時代楽器の長所 である明晰なテクスチュアを保ちつつ量感不足という弱点を克服、テンポ設定に関しても、例えば第9番終楽章の「アラ・マルチア」と呼ばれるテノール独唱と 男声合唱が登場する行進曲風の箇所(ディスク5・トラック5の03:08〜)では、時代考証派の多くが採用しているテンポに異を唱えてほぼ倍に近い驚くべ き快速テンポを採るなど、その豊かな学識を徹底して演奏に反映させ、そのことで大きな説得力を獲得しているところはさすが。


・ベートーヴェン:交響曲

 F交響曲第7番イ長調 op.92
 G交響曲第8番ヘ長調 op.93
 

 オルケストル・レヴォリューショネル・エ・ロマンティーク
 ジョン・エリオット・ガーディナー(指揮)

 録音:1992年12月FG 1993年3月C


   
カラヤン/ライブ ★★★★★
絶頂期カラヤン&ベルリンフィルのライヴ!
ベートーヴェンの7番と『春の祭典』という豪腕プログラム!
無修正カラヤンはこんなにもトテツモナカった!

カラヤンとベルリン・フィル最絶頂期のとてつもない威力を実証してあまりある、超豪快をきわめた凄すぎる名演。どちらも1978年のステレオ・ライヴ収録 で、とくに《春の祭典》は海賊ルートでも全く出回った形跡のない初出音源、「ザルツブルク音楽祭」明けのカラヤンがたびたび来演していながら、公式レコー ディングは残されなかったルツェルン音楽祭における実況であることも注目です。
 ベートーヴェンの第7交響曲は本拠地ベルリンでの演奏会を収録したもので、4管編成ヴィルトゥオーゾ・オケによるモダン・アプローチの極点を示すダイナ ミズムのある種ヒロイックな美しさに感動の名演。実演ならではの高揚感も凄いものがあり、切れ味鋭くハイ・テンションなオケの姿勢は全盛期ベルリン・フィ ルの魅力をあますところなく伝えています。特に終楽章における疾風怒涛の快演には、当時のベルリン・フィルの強大なパワー(うなりをあげる低弦がスゴ イ!)を痛感せずにはいられません。終演後のブラヴォーにも思わず納得の大満足演奏です。音質もライヴとしては良好な水準。
 『春の祭典』も、スタジオ盤とはまるでテンションが違います。異常なまでに放出される無尽蔵のエネルギーを背景とした力技の連続には“凶暴”という、い つものカラヤン用語とは180度異なる形容さえも貧弱なほど。全体にマッシヴで力強い流れを重視、迫力満点の金管セクションとティンパニの荒技が随所で決 まりまくり、第1部エンディングなどまさに阿鼻叫喚の世界でその興奮は圧倒的。聴き手の溜飲を下げてくれること請け合いのユニークな名演です。名ホールと して有名なクンストハウスの音響も手伝ってか、ライヴながら明晰で周波数帯域の広い音質も作品にふさわしい高水準ぶり。

・ベートーヴェン:交響曲第7番
1978年1月28日、ベルリン、フィルハーモニーでのステレオ・ライヴ録音(拍手入り)

・ストラヴィンスキー:春の祭典
1978年8月31日、ルツェルン、クンストハウスでのステレオ・ライヴ録音(拍手入り)

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)
   
スウィトナー ★★★★
ベートーヴェン:交響曲 第7番
名指揮者と名門オーケストラの長く緊密な関係が生み出した風格あるベートーヴェン
B&K社の録音用マイクを使用し、合唱付きの大オーケストラの幅や奥行きが的確に捉えられた名録音。ドイツの伝統様式を受け継ぐスウィトナーとベルリン・シュターツカペレの長く緊密な関係の頂点ともいうべき記念碑的録音です。

オトマール・スウィトナー指揮ベルリン・シュターツカペレ

録音:1980-83年 東ベルリン、イエス・キリスト教会[デジタル]
   
朝比奈/大フィル

★★★★★
朝比奈 隆/大阪フィルハーモニー管弦楽団

ベートーヴェン:交響曲第7番

1996年〜1997年ライブ

   
カラヤン

★★★
カラヤン、1970年代のベートーヴェン交響曲全集

映像を含めれば、その生涯に6種類ものベートーヴェン交響曲全集を残したカラヤンですが、その中でもっともカラヤンの意図が徹底しているレコーディングといえば、1975年から1977年にかけて録音されたこの一組でしょう。
 ベルリン・フィルとのコンビネーションがこの時期まぎれもなく最高潮に達していたことを如実に示す壮大かつ強力、しかも精緻なサウンドはたいへんな聴き ものです。ギュンター・ヘルマンスによるアナログ完成期の録音も素晴らしいもので、演奏者たちの気迫がダイレクトに伝わってきます。組み合わせの6つの序 曲もスケールの大きな見事な演奏です。

・交響曲第2番ニ長調 Op.36
・交響曲第7番イ長調 Op.92

 ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
 ヘルベルト・フォン・カラヤン(指揮)

   
rpo

★★
ベートーヴェン:交響曲全集 / ロイヤル・フィルと6人の指揮者たち(6CD)

・交響曲第1番ハ長調 op.21
・交響曲第4番変ロ長調 op.60
・交響曲第7番イ長調 op.92

 バリー・ワーズワース(指揮)
 ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団

   
クライバー

★★★
カルロス・クライバー/ベートーヴェン第5&7番

《運命》が1974年、第7番が1975&76年のステレオ録音。抜群のスピード感覚と鋭いリズム処理の中に、無限とも思える表情の濃やかな変化をつけて みせた神わざ的な名演。とりわけ《運命》における切羽つまったような苛烈きわまりない表現の衝撃には驚かされます。この作品が持つドラマ性をここまで引き 出し切った演奏はフルトヴェングラー以来ではないでしょうか。ウィーン・フィルの恐るべき技量にも脱帽。

@ベートーヴェン:交響曲第5番ハ短調作品67《運命》
Aベートーヴェン:交響曲第7番イ長調作品92

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
指揮:カルロス・クライバー

録音:1974年3月(@)、1976年1月(A)ウィーン

   
ムラヴィンスキー ★★★
ムラヴィンスキー/ベートーヴェン:交響曲選集

その厳しくハードな芸風ゆえか、ベートーヴェンを得意としていたムラヴィンスキー。

・交響曲第7番イ長調 op.92
  収録時期:1964年


 レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団
 エフゲニー・ムラヴィンスキー(指揮)
   
小沢征爾


小沢征爾/サイトウ・キネン・オーケストラ

ベートーヴェン:交響曲第7番 イ長調 作品92

1993年9月4〜12日

長野県松本市文化会館(ライブ)

   
ヨッフム

★★★
ベートーヴェン:交響曲全集(CD5枚組)
ヨッフム指揮ロンドン響
ベートーヴェン:交響曲第7番
ドイツの巨匠、オイゲン・ヨッフム[1902-1987]は、若い頃からブルックナーの権威としてその名を知られ、晩年には独墺系音楽を安心してまかせられる大指揮者として、日本でも素晴らしいブルックナーなどを聴かせてくれたものです。

 そのレパートリーは、バッハに始まり、ベートーヴェン、モーツァルト、ブラームス、シューマン、シューベルト、ワーグナー、レーガー等々、あくまでドイツ、オーストリア系の“王道”をゆくもので、交響曲からミサに至るまで何でも高水準にこなしました。

 ベートーヴェンについても、DG[1952-61]にPHILIPS[1967-69]、EMI[1976-79]というメジャー・レーベルで、実に3 度にわたって交響曲全集を制作しており、また、すでにSP時代に4曲の録音があることからも判る通り、彼にとっては、キャリアの最初からその最晩年にいた るまで、レパートリーのメインに据えられた重要な作品群が、ほかならぬこのベートーヴェンの交響曲であったことは疑いようの無いところです。

   
朝比奈

★★
朝比奈隆&N響によるベートーヴェン(3CD)


巨匠朝比奈隆がNHK交響楽団と協演した貴重な音源から、今回はベートーヴェンをお届け致します。
ベートーヴェン、ブルックナー、ブラームスと幾度となく演奏している朝比奈隆にとって「ベートーヴェンの交響曲は音楽のバイブル」(朝日新聞 1997.7.15夕刊でのインタビュー)。我が国最高峰のオーケストラを相手に、偉大な作曲家に向かい合った朝比奈の、真摯な演奏に出会うことができま す。

■交響曲第7番イ長調op.92
 1995年12月13日、NHKホール

朝比奈 隆 指揮 NHK交響楽団

   
ベーム

★★★★☆
ベートーヴェン『エロイカ』、第7番&第2番ライヴ
べーム&バイエルン放送響

すべてバイエルン放送アーカイヴの正規音源からの復刻。5歳の時に生地グラーツで観た初めてのオペラ『フィデリオ』に始まるベームとベートーヴェンとの出 会い。このときの体験が以後の音楽活動の原点になったと本人も述懐しているとはいえ、ベームによるベートーヴェン録音そのものはけっして多いとはいえませ ん。ウィーン・フィルとの全集(70ー72年)完成後に行なわれたバイエルン放送響とのライヴは、あふれる躍動感とキリッと剛毅で構えの大きな音楽づくり がみごと。音質もすぐれています。(キングインターナショナル)

ベートーヴェン
@交響曲第3番変ホ長調Op.55『英雄』
A交響曲第2番ニ長調Op.36
B交響曲第7番イ長調Op.92
 バイエルン放送交響楽団
 カール・べーム(指)

 録音時期:@A1978年12月7、8日B1973年5月3日(ステレオ)
 録音場所:ミュンヘン、レジデンツ、ヘルクレスザール(ライヴ)

   
マタチッチ ★★★★
ロヴロ・フォン・マタチッチ
ベ−ト−ヴェン:交響曲第2番ニ長調 Op.36 NHKホ−ル 1984.3.14
ベ−ト−ヴェン:交響曲第7番イ長調 Op.92 NHKホ−ル 1984.3.23
   
ワルター


交響曲第7番イ長調

ブルーノ・ワルター指揮/コロンビア交響楽団

   
ジンマン

★★★★
ベーレンライター版(プラス・アルファ?)使用!
ベートーヴェン:交響曲全集(CD5枚組)
ジンマン指揮チューリッヒ・トーンハレ管弦楽団
ベートーヴェン:交響曲第7番
1997&98 年デジタル録音。ベーレンライター社刊行の新全集版を使用し、随所にさらに指揮者や奏者のアイデアが加えられた聴きどころ満載の刺激的ベートーヴェン全 集。モダン楽器小編成オケの機動性を生かしながら、ある意味でやりたい放題の“時代考証様式”を取り入れることで、斬新きわまりない表現を獲得したまさに 画期的なベートーヴェン演奏です。

   
クリップス

★★★
1960年ステレオ録音。なんともいえないデザインの缶入りという妙な装丁ではありますが、中身はクリップスによる独特の魅力をもったベートーヴェン演奏です。
 ヨーゼフ・クリップス[1902-1974]はウィーンに生まれワインガルトナーに師事した往年の名指揮者で、モーツァルトの演奏には定評がありました。
 ロンドン交響楽団を指揮したベートーヴェンの交響曲全集は、エヴェレスト・レーベルによってロンドンのウォルサムストウ・タウン・ホールでセッション・レコーディングされたもので、快適なテンポと地味ながらも着実に仕上げられた演奏はなかなか魅力的です。

ベートーヴェン:交響曲全集

ベートーヴェン:交響曲第7番

 ロンドン交響楽団
ヨーゼフ・クリップス(指揮)

   
フルトヴェングラー

★★★★★
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー指揮

ベートーヴェン:交響曲第7番

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団

1953年4月14日 ベルリン,ティタニア・パラストでの演奏会実況録音

   
クリュイタンス

★★★★
ベートーベン 交響曲第7番

アンドレ・クリュイタンス

ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 

   
バルビローリ

★★★

ベートーベン 交響曲第7番

ジョン・バルビローリ

ハレ管弦楽団

 

宇野

★★

ベートーベン 交響曲第7番

宇野功芳

新星日本交響楽団

 
チェリビダッケ

★★★★★

ベートーヴェン:
1. 交響曲第7番イ長調 op.92
2. 交響曲第8番ヘ長調 op.93
録音時期:1989年1月20日(1)、1995年1月4日(2)
録音場所:ミュンヘン、ガスタイク・フィルハーモニー

 

   

 

   

 

   
 
  クラシック音楽名盤CD試聴記
  演奏に正対して聞いてみると、それぞれの個性の強さに驚かされました。