クラシック音楽の名盤(CD)の数々の中から、私が試聴したものを掲載(レビュー)して行こうと思っています。数あるクラシック音
楽の名盤の中からどのCDを選ぶかも悩むところです。多少の偏りはご容赦ください。私は、基本的に録音の古いCDは名盤と言われる演奏であってもなかなか
聴けません。クラシック音楽の名盤との評価が高いCDであっても、録音の古い演奏(CD)には正対することが出来ない傾向はあります。
クラシック音楽名盤CD試聴記はあくまでも個人的な感想(レビュー)であり、聴く人の感性により全く違った感想になることは当然あります。このクラシック音楽名盤CD試聴記はあくまでも参考までにしてください。
| 試聴記はそれぞれの画像をクリックしてください。 このチャイコフスキー交響曲第6番「悲愴」試聴記はあくまでも個人的な感想であり、聴く人の感性により全く違った感想になることは当然あります。この視聴記はあくまでも参考までにしてください。 |
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★★★☆
チャイコフスキー後期交響曲集
ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル
1960年、ムラヴィンスキー(とロジェストヴェンスキー)に率いられたレニングラード・フィルがヨーロッパ・ツアーをおこなった際、ウィーンとロンドンでドイツ・グラモフォンによりセッション・レコーディングされた音源をまとめたもの。
当時絶頂期にあったと思われるオーケストラのコンディションはきわめて良好で、ショスタコーヴィチ第8交響曲の英国初演など多くのコンサートにレコーディングという強行日程をこなしていたとは微塵も感じさせません。
コントラバスまでピタリと揃うという、鍛え抜かれた弦楽の高度なアンサンブル、金管群のロシア的で強烈な咆哮などが、先端技術によってステレオ録音され ていたことは実にありがたいことで、当時、西側オーケストラ関係者を畏怖させたといわれる凄腕指揮者とオーケストラのサウンドの威力がダイレクトに伝わっ てきます。
そうした音響面での魅力に加え、当時ですでに16年という、ムラヴィンスキーとレニングラード・フィルの緊密な関係がもたらした精緻でシリアスな設計の 巧みさと、センス良く鍛え抜かれた陰影濃やかな表現の数々がこれらの演奏に不動の魅力を与えたともいえるでしょう。実際、3曲ともに半世紀近く経ってもい まだにトップ・レヴェルの評価を得ているのですからそのクオリティの高さはやはり尋常ではありません。OIBP(オリジナル・イメージ・ビット・マッピン グ)リマスターも大成功です。
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 op.74『悲愴』
1. Adagio - Allegro non troppo [17:27]
2. Allegro con grazia [8:00]
3. Allegro molto vivace [8:17]
4. Finale [9:39]
1960年11月9〜10日、ウィーン、ムジークフェラインザール
プロデューサー:カール=ハインツ・シュナイダー
エンジニア:ハラルト・バウディス |
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チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》
クラウディオ・アバド指揮
シカゴ交響楽団 |
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★★★★★
カラヤン/チャイコフスキー:交響曲第6番《悲愴》
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》、幻想序曲《ロメオとジュリエット》
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
録音:1976年5月、1966年10月ベルリン
チャイコフスキーの「辞世の句」ともいうべき《悲愴》は、深い悲哀感に包まれながらもロマンティックで限りなく美しい旋律によって、古今の交響曲のなかでも広 く親しまれている名曲です。カラヤンはこの作品を生涯に7回も録音していますが、ベルリン・フィルハーモニーを指揮したこの演奏は6度目の録音にあたるも ので、優美さのなかにも沈潜する悲愴感を見事に表現した、カラヤンの美学が端的に示された名盤です。
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★★★
チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調作品74《悲愴》
ベルナルト・ハイティンク指揮
アムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団 |
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★★★★
チャイコフスキー:後期交響曲集(3CD)
ロジェストヴェンスキー&LSO
ロジェストヴェンスキー[1931- ]による3つの交響曲は1987年のデジタル録音。セッション録音ではきわめて端整でバランスの良い仕上げを見せ る、この指揮者の特徴をいかんなく発揮した立派な演奏。英グラモフォン誌でも絶賛されていました。組み合わせの管弦楽作品は、レニングラード生まれの名指揮者、ユーリ・アーロノヴィチ[1932-2002]が同じくロンドン交響楽団を指揮したもので、こちらも仕上がりは上々です。
チャイコフスキー
・交響曲第4番ヘ短調 Op.36
・交響曲第5番ホ短調 Op.64
・交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
ロンドン交響楽団
ケンナジー・ロジェストヴェンスキー(指揮) |
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★★★★☆
チャイコフスキー:交響曲第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
ロヴロ・フォン・マタチッチ指揮チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
(録音:1968年ステレオ)
ユーゴスラヴィア出身のマタチッチは、そのスケールの大きな指揮ぶりで、晩年はワーグナー指揮者、ブルックナー指揮者として巨匠の名を欲しいままにしまし た。しかし、デビュー当初からロシア物の名人として、リムスキー=コルサコフ、ムソルグスキー、チャイコフスキーなど数多くの録音を残しています。チェ コ・フィルと行なったこの2曲も、スタジオ録音であるにもかかわらず、極大のスケール感と豪快な即興性を堪能できる演奏です。 |
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★★★★★
チャイコフスキー
交響曲 第6番 ロ短調 作品74「悲愴」
イーゴリ・マルケヴィチ 指揮 NHK交響楽団
録音:1983年 1月12日 NHKホール |
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★★★★★
コンサート指揮者としても世界ランク!
巨匠サンティの真の実力を示したN響ライヴによる《悲愴》登場!!
N響や読響などへの度重なる客演を通じ、イタリア・オペラ専門の職人指揮者というイメージをくつがえし、コンサート指揮者としても現代の真の巨匠というべ き実力の持ち主であることを証明してみせたネッロ・サンティ。 類い稀な音楽的才能と愛すべきキャラクターにより日本のクラシック・ファンの心を強く捉え たこの名匠に待望の新録音が登場しました。チャイコフスキーの《悲愴》交響曲をメインに得意のヴェルディの序曲3曲を加えた2004年のN響オーチャード 定期ライヴです。
「インテンポ&エスプレッシーヴォ=テンポを保持しつつしかも表情豊かに」を信条とするかのようなサンティの音楽作りには、これ見よがしの効果を狙った 演出や扇情的な表現は皆無なため、チョッと聴きでは何の変哲もない平凡な音楽に聴こえてしまうかもしれません。しかし、ひとたびその演奏に注意深く耳を傾 けると、すべてのフレーズが停滞することなくしなやかに歌われ、細部に至るまで正確かつ豊かに表現されていることが判ります。
実際ここでの《悲愴》交響曲の充実した演奏は、まさに巨匠の至芸というにふさわしいもの。ヴァイオリンを両翼に配し、第1ヴァイオリンとチェロの後ろに コントラバスが一列に並ぶサンティ配置から生まれる中低域が豊かでありながらも澄んだ透明感を感じさせる独特の響きは、第1楽章の哀愁に満ちた第2主題、 第2楽章の優美な主題旋律など、各声部を美しく歌い上げるのに最適です。第3楽章ではその克明な表現に誰もが驚かされることでしょう。ともすると一気呵成 に勢いだけで突き進む演奏も少なくありませんが、サンティはここぞとばかりテンポを保持し、フレージングにおいても一点一画を疎かにしません。弦楽器の極 めて小さな音からシンバルや大太鼓の強奏まで完璧に捉えたマイスター・ミュージック自慢のワン・ポイント録音の効果も絶大です。圧巻は痛切極まりない響き が凄まじい気迫のもと見事に決まった第4楽章クライマックス。サンティとN響、両者の深い信頼関係を感じさせる名演奏となりました。
オペラも含め自分が指揮する楽曲はすべて暗譜し、完全に自分のものにしているサンティの演奏には、「この部分は、こうあらねばならない」という強い信念 を感じさせ、出てくる音楽は説得力に満ちています。70歳を超えてなお衰えを知らぬエネルギッシュな指揮ぶりと、隅から隅まで曲を熟知した豊かな音楽的包 容力こそサンティの魅力であり、オーケストラ団員だけでなく、マニアになればなるほどその実力を高く評価し、慕われる所以かもしれません。
・チャイコフスキー:
交響曲第6番ロ短調『悲愴』 |
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★★★☆
ドイツ音楽のイメージが強い朝比奈ですが、ロシア人指揮者のメッテルに師事し、1940年の新交響楽団(現N響)との東京デビューでは交響曲第5番を演奏 するなどチャイコフスキーとの縁は深いものです。本録音の『悲愴』でも重厚で推進力に溢れた熱演を聞くことができます。(フォンテック)
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
新日本フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)
録音:1994年2月3日、サントリーホール(ライヴ) |
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★★★★★
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74『悲愴』
大阪フィルハーモニー交響楽団
朝比奈隆(指揮)
録音:1982年1月21日、大阪フェスティヴァル・ホール(ライヴ) |
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レヴァイン&シカゴ響/『悲愴』&『兵士の物語』
チャイコフスキーの作品はあまり取り上げていないレヴァインですが、『悲愴』はレヴァインの愛奏曲のひとつで、ラヴィニア時代にも6シーズンにわたって取 り上げています。第1楽章や第3楽章ではシカゴ響のパワーを全開させてドラマティックな起伏を際立たせ、第4楽章ではすっきりした響きを一貫させて決して 感傷に溺れぬ毅然さを保ちます。ロシア風の押しつけがましさとは無縁ながらも、作品の本質をついた純音楽的な名演、と言えるでしょう。
ストラヴィンスキーの『兵士の物語』は、ハーセスやクレヴェンジャーなど、シカゴ響の名首席奏者たちの豪華な共演が聴きもので、待望の世界初CD化です。
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 Op.74「悲愴」
シカゴ交響楽団
ジェイムズ・レヴァイン(指揮)
録音:1984年7月11,16日 シカゴ、オーケストラ・ホール[デジタル] |
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★★★☆
・チャイコフスキー:交響曲第6番ロ短調 作品74『悲愴』
ヴッパータール交響楽団
上岡敏之(指揮)
録音時期:2007年5月13、14日
録音場所:ヴッパータール、ヒストーリッシェ・シュタットハレ
録音方式:デジタル(ライヴ) |
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