ベートーヴェン 交響曲第1番/バレンボイム・ウェスト=イースタン・ディヴァンo

ベートーヴェン 交響曲第1番名盤試聴記

ダニエル・バレンボイム/ウェスト=イースタン・ディヴァン管弦楽団 2012Proms

バレンボイム★★
一楽章、ゆったりと泳ぐような序奏。編成は小さいですが、テンポは速いと言うほどではありません。強弱の変化はあるのですが、ガツンと来るような強く一瞬のうちに変化するものでは無く、僅かになだらかに変化するような感じです。ゴツゴツした感じは無く流れて行くような音楽です。

二楽章、極端な弱音でもなく、あまり緊張感の無い冒頭でした。何となく緩い空気感です。

三楽章、何故かピーンと張った緊張感がありません。表現の幅もオケの能力からすれば程々の範囲で、オケの力をフルに発揮するような要求はされていないような演奏です。

四楽章、それなりに表現はしているのだけれど、この緩い空気はなぜでしょう。やはり程々の表現にとどまっているせいでしょうか。ベートーベン独特の鋭い強弱の変化がほとんど表現されていないので、違和感があります。

オケは過不足なく上手かったのですが、ベートーベン独特の鋭い強弱の変化が無く、緩い雰囲気の演奏には違和感を感じました。
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