ベートーヴェン 交響曲第2番/チェリビダッケ・ミュンヘンpo

ベートーヴェン 交響曲第2番名盤試聴記

セルジウ・チェリビダッケ/ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団

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一楽章、遅いテンポの演奏です。探りながら進むような序奏。第一主題あたりから一般的なテンポになりました。ミュンヘンpoの機敏な反応が強靭な演奏の土台となっています。聞く前には、遅いテンポでベートーヴェンらしい力強さは表現されないのではないかと思っていましたが、十分に力強い。

二楽章、弦も木管も美しい第一主題。フレーズごとにアゴーギクを効かせるようなことはありませんが、曲を大きく捉えて大きな波が押し寄せるような抑揚があって、とてもすばらしいです。

三楽章、この楽章も遅めのテンポです。遅いテンポでもオケは全く乱れることはなく、高い集中力を聞かせます。作為的なことは一切なく真摯に作品と向き合っています。強弱の変化にはとても機敏に反応します。

四楽章、とても生き生きとした表現の演奏です。生命観が湧き上がるような、聴き手を力づけるようなすばらしい演奏でした。

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